「岐阜」を世界へ発信するメディアとなる

岐阜は日本列島のど真ん中。日本列島は東西南北に広がります。東西を分ける大きな丘という意味を持つ岐阜からは、北は北海道にも、南は沖縄にも同じ時間で行くことができます。

この地を岐阜と名づけたのは、戦国大名の織田信長。450年ほど前のこと。領国の拠点を岐阜に移した信長は、分かれて争う日本各地を統一し民の心を安らかにしようと志します。そのために武力だけでなく、文化と自然の力を最大限に使おうとしました。

異文化接取に関連した外国の重要人物・キリスト教宣教師ルイス・フロイスには、迎賓館である「山麓居館」での饗応だけでなく、金華山上の城郭施設までも自ら案内。当時の有力自治都市・堺の大商人・文化人の津田宗及には、美濃の名物干柿も入った豪華料理をふるまい、ご飯のおかわりまで自らが給仕。

さらには、今につながる鵜飼文化も創設。これら信長の「おもてなし」につながる岐阜市の城下町は、文化庁が平成27年・西暦2015年から始めた日本遺産第1号に認定されています。

世界は広い。80億人に向けた岐阜からのチャレンジ

おもてなしの起源は聖徳太子の「憲法十七条」の中の「和を以て、貴しとなし」からきているというのが有力です。「もって、なし」から「もてなし」となったと。古来、和を貴いものとして大切にしてきたのが日本。対立や闘争ではなく、人と人との和を生み出すのが、おもてなしです。

こうしたおもてなし文化のストーリーを持つ岐阜市に県庁所在地があるのが岐阜県。岐阜県には、世界遺産の白川郷があります。白川郷の合掌造りの家、田園風景などはインバウンドの岐阜県のシンボルです。

令和3年・西暦2021年の世界経済フォーラムの観光魅力度ランキングでナンバー1になったのが日本。そこで評価されたポイントは、文化と自然の豊富さであり、安全・治安の良さでした。

治安の良さの象徴である日本の自動販売機の多さは、様々な機会に口上に上りますが、その原点とも言える畑近くの野菜の無人販売所は、岐阜県のいたるところで目にできます。そこには、硬貨を入れる缶と野菜が置かれているだけです。インバウンドの外国人が好むようになったという日本の自然を堪能するサイクリングコースには、野菜の素朴な無人販売所も入れたいと思います。

岐阜からの世界発信メディアだからこそ、成せる大義がある。岐阜を拠点とする我々だからこそ!!

母国語、第二言語、口頭言語といった会話で使用する人の数で見て、世界でもっとも使われている言葉が英語です。地球上の146カ国もの国や地域で英語は話されています。

英語を話す人の数は、日本語を話す人の数の10倍以上。その市場人口は、日本市場の10倍、大きな可能性として、売上も10倍、利益も10倍、年収も10倍にできうる時代がきています。もし現状で年収600万円の人なら、年収6000万円にも増やす事ができる、そんな大きな可能性の分岐点が今です。

少子高齢化で人口減少する日本に逆行し、世界では人口増が続いており、2022年11月にはついに80億を超えました。

目を国内市場ばかりに向けている時代は終わりました。世界に目を向け、実際に収益を上げられる環境がインターネット、SNSの普及により日本のどの地方にも整いました。

東京が中央で岐阜は地方とこれまで言われてきましたが、これからは岐阜も日本の中心、世界の中心となりうる時代が来たのです。

空間的には、日本を東西に分ける岐阜に住む人々ですが、時間的には、繁栄に向かうか衰退に向かうかの、過渡期にいるとも言えます。

教育事業で大切にしているのは「人づくり」の理念

岐阜の地で10年以上にわたってインターナショナル幼稚園という教育事業にたずさわってきている株式会社オブリージュにしかできない海外への発信を私達はしていきます。

園の教育活動では、年に三回偉人伝を園児に語り伝えています。たとえば、アメリカのエイブラハム・リンカーンの偉人伝を話し、彼の残した言葉を園児に伝えています。これを喜んでいるのは、園児や親御さん達だけでなく、我が社のアメリカ人もそうです。リンカーンという人物が、外国と日本をつなぐ架け橋になっています。

そのほかの教育活動としては、すべての外国人スタッフと日本人スタッフが一丸となり、腰骨立てて座る立腰と、しつけ三原則(1自分からの挨拶、2はいという返事、3履き物そろえと椅子入れ)の指導に毎日取り組んで居ます。

これは、日本の伝統的な教育方法である型からはじめる指導です。その意味は卒園したあと大きくなった時に、さまざまなな経験を通して自得するもの。

まずは型から入るのが、日本の武道や芸道。

たとえば、剣道でも、前に後ろに行った来たりして、ひたすらすり足を何ヶ月もやる。ひたすら素振りを何ヶ月も行う。竹刀を合わせての試合などは先の先です。

江戸時代、日本のすみずみまで存在した寺子屋で行われていたのは論語の素読。正座をし先生の後について何度も何度も繰り返し言いながら、言葉の意味は分からなくてもまずは覚えさせてしまう事という事。このことをとても大切にしていました。

これは理屈だけしか言えない頭でっかちを育てるより、体で学ばせるやり方とも言えましょう。我々は、体で体得したものを言葉でも話せる。そんな人作りにかかわる教育事業者でもあります。

岐阜から日本の良さを世界へ伝えます

日本人にとって、そこまですごい事とは思われていないことが、外国人にとっての驚きであったり。日本人にとってありふれたものが、外国人にとってはとても珍しいものであったり。

私達は、そうしたまだまだ十分に知られていないような、広く露見していない日本の良さを世界の人達に知らせたい。そうしながら、日本から世界への物販(海外向け通販、越境EC)、そして世界から日本へのインバウンド(訪日外国人旅行)のお手伝いをしたいと考えています。

株式会社オブリージュは、世界の人々に向け、ネイティブ英語スピーカーのナチュラルEnglishを駆使し、YouTubeをはじめとするSNSで情報発信していきます。

株式会社オブリージュ
代表取締役 三林浩行